カップカーのシャシダイテストを行いました!

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MINI CHALLENGEは、F56JCWがベースの専用レース車両のみのワンメイクで開催されます。

現在、日本に入庫してきた車両は英国仕様そのものですので、気温や燃料など環境の異なる日本での開催に向けてはローカライズする必要があり、これから本格的なテストを行いセットアップ作業を進める計画です。

 

まずは現状の確認のため、実走行の前にダイナパックでチェックしました。

 

エンジン本体はノーマルですが、マネージメントは専用のコンピュータに置き換えている当レース車両。そう聞くと、ちょっとこのエンジンに詳しい方なら「バルブトロニックは?」「電動ウエストゲートは?」なんてことを考えてしまうと思いますが、それらについてはとても簡単に考えていて、潔く全部取り外してしまっています^^

 

なので、エンジン制御自体はシンプルそのもの。ラムダセンサーも取り外して燃料のフィードバック制御もせずに回っています。

 

私たちの感覚では大丈夫??なんて心配になってしまいますが、この車両を作った本国のボス曰くマッピングの段階でテストを重ねているので「ノープロブレム」。ただし、燃料についてはオクタン価が“99”のレース用ガソリンを指定にしているけどね。ということです。

 

日本での開催にあたっては、指定ガソリンではなく市販ガソリンでのレースを想定しているためオクタン価は“98”。設定オクタン価が異なる燃料の問題は心配になる情報でした。

 

そして、いよいよエンジンを回す日。

エンジン制御へのフィードバック用ではなく、あくまで確認用として予め用意したラムダセンサーとノックセンサーを取付けて、いざシャシダイでのテストの開始です。4速ギア固定で様々な負荷を掛け状態を確認します。エンジン状態のライブデータも確認しながら何度か回すもノッキングなどの症状もなく結果は全く問題なし。この状態なら実際にサーキットで全開走行してもトラブルが出来ることはなさそうなので、安心して実走行でのテストに進められるという判断となりました。

 

ちなみにカップカーのエンジン制御を担う専用コンピュータは、通常ロックがかかっていて中身のデータが見れないようにしていますが、日本仕様の開発用に用意しているコンピュータではライブデータの取り出しなど、全てのデータの確認が出来るようになっており、その数値も変更することが出来るようにしてあります。その中を見ていると使っていない機能として、ピットインモードやトラクションコントロールなどといったことを実現するパラメータも存在していることが確認出来ました。

 

専用コンピュータなので、これが当たり前といえば当たり前のことですが、普段は純正コンピュータの書き換えでパラメータを探してマッピングしてばかりいる私達にとっては、まさにやりたい放題の状態。環境が異なる日本であっても、実走行でのテストを繰り返し信頼性が高まるマッピングを進める状況です。

 

そんな制御系ではレースを見て不思議に感じてたアクセルオフでのマフラーからのアフターファイヤー。最近のレースシーンではあまり目にすることがない珍しい光景だったので、「どうして今時のセッティングであんなに激しくファイヤーするんだ?そんなセッティングじゃないと走れない状況の車両なのか?」と本国でボス聞いてみると⋯

 

「どうだ!カッコいいだろ!?」と言いながら沢山のファイヤー画像を見せてくれて、やたらドヤ顔なボス(笑)そんな個人的なミーハー答えが採用の結果なら、日本仕様ではピットモードを追加してやろうと心に誓いました(笑)

 

火が出るとカッコ良いからという理由で誕生したこのファイヤーは、日本でパラメーターを確認すると、アクセルオフの時の燃料インジェクターカットのタイミングをわざと遅延させるように設定してありました。

どうですか?日本でもウケますかね。このファイヤーな演出(笑)

どうですか?日本でもウケますかね。このファイヤーな演出(笑)

©2019  MINI CHALLENGE Japan

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