「新型車両の導入」及び「車両仕様アップデート」のお知らせ

平素は、「MINI CHALLENGE JAPAN」の運営に多大なるご支援・ご協力をいただき誠にありがとうございます。
さて、本シリーズでは、自動車レース競技として、信頼性と発展性のある大会運営を目指すことを目的に、2017年の日本導入以来初となる大幅な車両仕様変更を施した「新型車両の導入」を決定いたしました。なお、本車両導入に伴い、既存車両の「車両仕様アップデート」も実施いたしますのでお知らせいたします。

 

【JCWクラス】
新型車両:New MINI JCW CHALLENGE EVO
ドライビングの操作性を向上させるパドル式シフトを採用。従来型スティック式シフトでの操作ミスによるギアボックス・コンポーネンツへのダメージ低減が見込まれる。本システムには、専用オイルクーラーが装着され、ドライブトレイン全体の耐久性の向上にも効果を発揮します。また、ピットレーン・スイッチの装備追加により、ピットレーン上でのスピードリミッターを作動させることで速度超過ペナルティなどを回避が可能となる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • 既存車両への主な車両仕様アップデート項目(EVO仕様)
    – ギアシフトのパドル化:ドライビング操作の向上と、操作ミスによるギアボックスへのダメージを低減
    – ギアボックス・クーラーの追加:ギアボックス・オイルの容量アップとクーリングによる耐久性の向上
    – ピットレーン・スイッチの装備追加:スピードリミッター動作による車速制御
    – エアロ・ダイナミック・エクステリア:現行のLCI2型フェイスをベースとするエクステリア

【CPSクラス】
新型車両:現行LCI2型の「JAF – 登録車両」の申請手続きを終え、本年度よりレース参戦のベース車両として「XR20M」及び「XR20MW」の使用が認められる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • 主な車両規則の変更項目
    – クーリング・ボンネットの使用許可:エンジンルーム内のエアフローを改善し、エンジン温度上昇の抑制を図るエアロ
    – ボンネットの使用が許可される
    – ギアボックス・クーラーの使用許可:冷却水による冷却を行うヒートエクスチェンジャーを廃止し、
    – 空冷式オイルクーラーの使用が許可される
    – エアロ・ダイナミック・エクステリア:現行のLCI2型フェイスをベースとするエクステリアへの変更が許可される
  • 車両規則変更の背景

市販車をベースとする本クラスでは、ドライブ・トレイン保護のため、水温120度、ギアボックスオイル温度125度付近に達するとエンジン出力を大幅に抑える制御が発動されることを確認しています。本制御は、シリーズ新設時より全エントラントの車両にて同様の現象を確認しておりましたが、今回の車両仕様の変更により、車両の温度管理に余力を保ち、ドライバー技量での勝敗をつけるアスリート競技としての信頼性を高められるよう改善を行ないます。

以上

詳細はこちらのPDFをご覧ください。

 

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