MINI CHALLENGE ASIA.JAPAN SERIES(MCJP)2019 Round2 予選速報レポート

2019年7月7日(日)、MINI CHALLENGE ASIA.JAPAN SERIES2019 Round.2が、栃木県芳賀郡茂木町のツインリンクもてぎ ロードコースにて開催。ツインリンクもてぎがMINI CHALLENGEの舞台となるのは初めてのことですが、1周4.8kmのコースはいくつものストレートをタイトなコーナーでつないだような「ストップ&ゴー」と呼ばれるレイアウトが特徴。ブレーキに厳しいサーキットとして有名で、中でも最高速に達するダウンヒル・ストレートからのブレーキングは高いテクニックが求められます。

 

さて、早朝から厚い雲が空を覆い、Round.2の結果は天候に左右されそうな気配。スリックかレインか? タイヤ・チョイスも大きなポイントになるかもしれません。

 

Round.2のエントリーは、ディフェンディングチャンピオンの#01 ⼀條拳吾選手(adidas motorsport)のほか、#02 後藤⽐東⾄選手(EX-FORM RACING TEAM)、#08 レオ・ライ選手(Great Drive RT)、#10 勝亦勇雅選手(IDI FUSION BANK)、#15 リン・ゼイ選手(Great Drive RT)、#81 東⾵⾕⾼史選手(チーム サントメ・プリンシペ)となっています。

 

【公式予選レポート】

小雨がぱらつく空模様でウェット宣言が出され、公式予選は各チームともウェットタイヤの使用が可能となりました。しかし9時30分の予選開始時点ではうっすらと路面が濡れている程度で、全車スリックタイヤで出走します。

 

岡山国際サーキットで開催されたRound.1の公式予選では、スタートしてすぐにピットインし、前後タイヤを入れ替えるなどタイヤの温め方に各チームとも工夫を凝らしていました。今回もそんな光景が見られるはず……そう思ったのもつかの間、雨脚がしだいに強くなり、アウトラップからスピンするマシンも見受けられます。

 

そんな中、#10 勝亦選手はマシンの調子が思わしくなくピットインし、早々にアタックを断念。さらに#08 レオ・ライ選手と#15 リン・ゼイ選手もピットインすると、レインタイヤに履き替えコースに戻りました。

 

前半から慌ただしく動きがありましたが、#01 ⼀條選手、#02 後藤選手、#81 東⾵⾕選手はスリックタイヤで走り続け、後藤選手が3周目に#2分19秒106をマーク。さらに⼀條選手が2分19秒529で続き、数周後には東風谷選手が2分20秒783を刻みます。その後、雨粒は大きくなるばかりで各車ともこのタイムを上回ることはできず、後藤選手がポールポジションを獲得。2番手 一條選手、3番手 東風谷選手、4番手 レオ・ライ選手、5番手 リン・ゼイ選手、6番手 勝亦選手という予選結果となりました。

 

開幕戦に続いてポールを獲得した後藤選手は、「最高です。ドライ路面を想定していたのですが、スタート直後に雨が強くなってきたので、ピットインせずコンディションのいいうちにアタックすることにしました。タイミングが良かったですね。ツインリンクもてぎは好きなコースなので、決勝はいいレースができればと思います」と予選を振り返り、意気込みを語ってくれました。

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