MINI CHALLENGE専用のレーシングマシン!

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これからこちらのブログテーマでは、来年の開催に向けて準備を行っている「MINI CHALLENGE」の様子についての近況をアップしていこうと思います。

 

さて、注目の車両は、はるばるイギリスより8月下旬に入庫して、走行に向けての各部チェックを行っています。市販車をベースに一旦ホワイトボディにしてから必要な装備を取付け作り上げている言わば手作りの車両ですので、作り手を信用していない訳ではありませんがボルト締結部分や配線などは全て再チェックします。

 

足回りではアーム類の可動範囲を確認してアライメントの調整幅を検証。ブレーキのバランスやエンジン制御コンピュータのマップデータの検証なども含め、最初の1台目ということもありますので自分達が理解を得るためにも実際の走行までには時間をかけて行います。

 

そんな作業を進める中で、大きなトラブルではありませんが幾つかの問題が見つかりました。

 

まずエンジンのマネージメントを専用コンピュータで行っているのですが、一次側の燃料ポンプを制御するドライバーが初期不良のせいなのか、燃圧が稼げずエンストする症状が出ていました。こちらは新品のドライバーに交換して事無きを得ましたが少々不安が残るところです。

 

次にダッシュモニターの視認性について、英国人ドライバーだとちょうど良いのかは定かではありませんが、実際にシートに収まると肝心のエンジン回転数の部分が小径のハンドルに隠れてしまい全く見えません。。さすが、回転は見れなきゃ困るということで、専用のダッシュパネルに収まる範囲のギリギリのところに取付けを調整してやっと見えるようになりました。

 

そしてブレーキランプの不点灯です。ブレーキプレッシャーのセンサーからのトリガーでリレーを作動させてバックランプを点灯させる仕組みのようですが、そのプレッシャーセンサがあらぬ数値を出し続けているのが原因ようです。ロガーのライブデータを見てもブレーキ液圧をかけてもかけなくても全く数値の変化はなし。どうやらプレッシャーセンサについても初期不良が確定です。。

 

そんなこんなもありますが、このクルマはやっぱりレーシングカー。

ただ走るだけの装備に割り切ったその作りは、同じく市販車ベースとは言えチューニングカーばかりに触れてきた私たちとしても非常に参考になる部分が多く、眺めているだけでワクワクします。

 

車両のスペックなどの詳細は次回のブログで紹介しますね♪

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